トラック運転手の仕事のリスクに気をつけよう!事故や健康について気をつけるポイントとは?

「トラック運転手は気楽」そんな風に言われることもありますが、現実にはリスクも少なくない職業です。

ご存知の通り、事故や健康面など、トラック運転手の仕事は責任が重く、事故などの危険性もある大変なお仕事です。

この記事では、運転手が抱えるリスクとその対処法をご説明します。

トラック運転手のリスクその1・事故

人身事故

トラックの事故でもっとも恐ろしいのが人身事故です。トラックは中型、大型と大きさが大きくなるほど事故を起こしたときの被害が大きくなります。それと同時にぶつかった相手に与える被害も大きくなります。

大型トラックなどで人身事故を起こした場合はほぼ確実に相手に大きな被害を与えてしまうためにもっとも注意をしなければならない部分であると言えます。

労災事故

トラックの運転手は労災事故に関係することも多くあります。長時間にわたる勤務が原因で事故を起こしてしまうこともありますし、常に自動車を運転しているということ、荷物を積んでいるということ、

荷物の積み降ろしがあるということで事故を起こしやすい状況があるのです。大型トラックになると運転席や荷台が高い位置にあるために転落する事故も起きています。

荷物事故

トラックは荷物を運搬する車両です。そのため荷物に関する事故も起こりやすくなっています。運搬中に荷物が破損した、荷崩れを起こした、道路に落下したなどの事故が起こる可能性があります。

もちろん積み降ろしの際にも破損や落下の恐れがあります。そういった荷物に関する事故やトラブルも多く起こっているのです。

車両事故

運転をしている限り車両事故の危険性は常にあります。トラックは大型になればなるほど運転は難しくなり、事故に巻き込まれる可能性も大きくなります。運転時間が長いという分だけ常にリスクは高くなるのです。

ドライバーが負担することも

会社との契約や事故の内容によってはドライバーが損害を負担しなければならないということがあります。車両や積み荷に対しての損害の他に、

事故を起こした場合は「無事故手当」の支給が無くなることで給料が下がるということもあります。事故は会社や荷主にとっても痛いものですが、ドライバーにとっても痛いものなのです。

トラック運転手のリスクその2・健康

腰痛

トラック運転手はさまざまな病気になるリスクもありますが、その中でも多いのが腰痛です。

「長時間同じ姿勢で運転」「積み荷の積み降ろし」などで腰に大きな負担がかかり、腰痛になりやすいのです。コルセットを巻いたり、ストレッチをしたりして対策をしていくことが必要です。

エコノミークラス症候群

こちらも同じ姿勢で運転していることで起こる病気です。血流が悪くなることで血栓ができ、それが肺や心臓に達することで最悪の場合は死に至ることもあります。

特にもともと血行が悪い人、血液がドロドロしている人はなりやすいために普段からの健康維持が大きく影響していきます。また、休憩のたびに軽く体を動かしたり、ストレッチをすると非常に効果的です。

生活習慣病

トラック運転手、特に長距離ドライバーは睡眠や食事の時間が不規則になりやすく、食事もサービスエリアなどで適当に済ませる人が多いために生活習慣病になりやすいという危険があります。

できる限り規則正しい生活、健康を考えた食生活、適度な運動などによってある程度対策をすることはできます。

待ち時間に軽い運動を

休憩時間や荷受け場などでの待機時間に軽く体を動かしたり伸ばしたりすることで血行はかなり改善されます。面倒ではありますが、できる限り体を動かしていきましょう。

ブラック会社を見分けるコツ

求人広告が常に出ている

運送会社は大手から中小のものまで合わせると無数にあります。その中には「ブラック」と言われるような会社も残念ながらあるのが現状です。そういった会社の特徴の一つに「常に求人広告が出ている」というものがあります。

これは「求人を出しても人が集まらない」「人を雇用してもすぐに会社を辞めている」ために人手不足になっているという場合があります。

会社によっては人が辞めてもまた新しく雇えば良いと考えている会社もあり、こういった会社はよく見極めなければいけません。

車両が古い、汚い

会社が保有している車両が常に古い、汚いという会社も危険です。車両を綺麗に保つ人手すら不足しているのか、新しくする余裕がないのか、車両を大事にしていないかということが考えられます。

車両を大事にしない運送会社は働いている人も大事にはしません。面接などの際に車両をチェックしておくのも良いでしょう。

人が少ない

会社の事務所に常に人がいない、少ないというのも問題です。運送会社はドライバーや荷物や車両の管理をする事務がいて成り立っています。

事務所に人が少ないということはそれだけ事務作業をドライバー自身に任せているということも考えられます。人が常にがらがらの事務所は注意が必要です。

リスクを軽減するために会社はしっかり選ぼう

トラック運転手をしている限り、どうしてもリスクはついて回りますが、会社の対応や補償によってそのリスクは大きく変わってきます。会社によってはドライバーの責任にするというところもあります。

また、そもそも事故やトラブルが起こらないような企業努力を行っている会社と、ほとんどドライバー任せという会社もあります。自分自身のためにも勤務する会社をしっかりと選ぶようにしましょう。

まとめ

トラックの運転手には事故や健康面でさまざまなリスクがあります。しかし中には対策をとっていればある程度防げるものもあります。どういったリスクがあるのかを知った上で、それに対して備えていくことが重要なのです。

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