【例文あり】ルート配送の志望動機はどう書く?履歴書の志望動機の書き方
ルート配送の仕事へ就職/転職をご希望の方は、志望動機の内容に悩んでしまいますよね。
そこで、この記事ではルート配送を希望する際に、会社側にとって魅力的に見える志望動機の書き方や例文をご紹介いたします!
ルート配送は人気職種
ルート配送はトラック運転手の仕事の中でもとても人気がある職種になります。一体どんなところが人気なのでしょうか?
まずルート配送の仕事の魅力は配達先が決まっていて、走行するルートも決まっている事にあります。
走行するルートが決まっているために始業時間が決まっている事が多く、また、終業時間も大体は決まった時間に帰れるのがメリットとしてあります。
とかく時間が不規則になりがちなトラック運転手の仕事の中で、比較的労働環境の整っている業種がルート配送になるのです。
ルート配送の面接で気をつけるべきこと
礼儀正しく清潔な格好で
ルート配送は他のトラック運転手の仕事とくらべると比較的人と関わる事が多い仕事といわれます。これは、別名ルート営業とも言われる所以で、会社によっては商品の発注や受注などもおこなうところもあるためです。
また食品関係が取引先という会社も多いので、礼儀正しく清潔感のある人が好印象を持たれます。ルート配送の会社に面接に行くなら、清潔感のある格好で礼儀正しい態度で面接に臨むようにしましょう。
会社は即戦力を求めている
ルート配送の仕事は言うまでもなく車の運転を伴います。ですから当然ですが運転免許と運転の経験は必須の仕事です。また会社によっては事故歴や違反点数を聞いてくる会社もあるかもしれません。
このルート配送という仕事は道順や取引先の情報、お客さんとのやり取りなど、覚える事がたくさんあります。そのためどうしても即戦力が求められ、未経験者の人よりも経験者が優遇される傾向にあります。
本音で話すのはOK?
例えば志望動機が給料面や土日にしっかり休めるという理由しかなかった場合、この様な内容を志望動機として正直に書いてしまって大丈夫なのでしょうか?
志望動機にはできれば、会社があなたを採用する事でどんなメリットがあるかをアピールする内容を書いた方が良いです。ですから給料が良かったから、などと書いてしまうのは採用する側からすると、印象は良くありません。
ですが休日に関して、「ルート配送の特徴である毎日決まった時間に特定のお得意先に配送する仕事に就きたいと考えていた」という点でアピールするなら嘘にはならないですし、立派な志望動機になります。
志望動機でアピールしたい3つのポイント
志望動機は運ぶ荷物と会社の雰囲気
実際に興味がある仕事内容なら志望動機も書きやすいのですが、そうでない場合、志望動機になにを書いていいか分からないなんて事もあると思います。
そんな場合はその会社が運んでいる荷物についての感想などを書いてみるのが良いでしょう。
例えば運んでいる荷物が食品関係であればそれへの感想など、また会社の雰囲気について書くのであれば、事前にHPをチェックするなどして事前に調べておく事もおすすめします。
スキルを具体的にアピール
ルート配送はルート営業といわれる程、運転スキルやコミュニケーションスキルが求められますので、そういった能力もしっかり志望動機に書いていきましょう。
また前職での経験やこれまでの自分が行ってきた活動を具体的に説明してみるのもアピールにはもってこいです。所有資格についても大事なアピールポイントになりますので、しっかり書いていきたいです。
特に大型免許や中型免許を持っている人は経験者としてアピールできるので必ず書く様にしましょう。
堅実に長く働く姿勢を見せる
会社にとって人を1人採用するということは、人件費の事を考えるととても決断のいる事です。そういった事から会社は末長く、トラブルなく働く事ができる人を採用したいものです。
ですから志望動機には根気があり粘り強く、辛抱強いといった点をアピールすると好印象に繋がります。また、円滑な人間関係を築く事ができるコミュニケーション能力がある事をしっかりアピールしましょう。
ルート配送の面接でNGになる志望動機
志望動機があいまい
ルート配送の仕事に応募した際の悪い例は、志望理由がはっきりしない点やとりあえず働きたいといった思いしか伝わらないなど、その会社に入社したいという志望の動機が曖昧な事が挙げられます。
志望動機が曖昧では
- 本当にやる気があるのか
- ルート配送の仕事に適性があるのか
など、採用する側からマイナスのイメージを持たれてしまいます。応募時に大切なのは、自分の過去の経験が会社で活かせるなど、なぜその会社に応募したのかを可能な限り具体的かつ明確に伝える事が大事になります。
「勉強します」はマイナス評価
意外に思われるかもしれませんが、勉強したい、勉強しますといった志望動機も会社からするとマイナス評価になってしまいます。
一見前向きで熱心な言葉の様に思われるかもしれなんが、会社が欲しがっている人材は即戦力である事、仕事は勉強するためのものではないという事を認識しておく必要があります。
こういった事を志望動機に書いてしまうと、即戦力になる気がないと会社から捉えられてしまいます。学びながら働きたいという内容ではなく、積極的に即戦力として働こうとする意欲を見せていきましょう。
「家から近いので」で終わらない
よくある志望動機の一つに家から近いからというものがあります。確かにその通りかもしれませんが、会社からするとそれだけか・・・という事になってしまいます。
確かに応募する側からすれば大きな志望動機なるのかもしれませんが、採用する側からすればそれだけの志望動機で入社してこられても本当に仕事をする意欲があるのか疑問に感じてしまいます。
そういった場合はストレートに言うのではなく、土地勘がある、地理に詳しい、といった感じに言い換えて、採用する側にもメリットがある様に伝えましょう。
未経験者からルート配送の仕事に就くには
ルート配送という仕事は即戦力が求められるために、どうしても経験者が有利になってしまいます。
もし未経験者の場合で、以前はドライバーではない仕事をしていて、ルート配送の仕事に就きたいといった場合は、以前の仕事で得たスキルがルート配送の仕事にも活かせるといった点で積極的に志望動機としてアピールすると良いでしょう。
例えば以前は営業職だった人などは、コミュニケーションスキルを活かして配送先のお客さんと良好な関係を築く事ができるという事をアピールしましょう。
特に仕事で活かせるスキルを持っていないなら、
- 事故歴がなく安全運転には自信がある
- 体力には自信がある
などを積極的にアピールするのも良いでしょう。
まとめ
ルート配送の仕事に採用されるには志望動機がとても重要になってきます。即戦力が期待される職種ですので取得している資格なども大きな強みになり立派なスキルになるはずです。
自分の強みは何かという事をしっかり分析して面接に臨めば自ずと結果はついてくる事でしょう。