運転記録証明書とは?申請方法・入手までの日数・貰える場所をご紹介

運転記録証明書とは、過去1年から5年の間の交通違反歴等を証明する書類です。

ドライバーとして仕事をしていると耳にする機会もあるかと思いますが、この書類、実際のところいったいどのような局面で必要になるのでしょうか。

今回は運転記録証明書に関して、どのような場合に必要となるのか、また発行に必要な日数や費用、申請方法についてわかりやすく説明していきます。

「運転記録証明書を提出」といわれたら

まずは運転記録証明書の概要について押さえておきましょう。

運転記録証明書とは

運転記録証明書は、ドライバーの取得している運転免許に対して1年前、3年前、5年前まで遡って、交通違反や交通事故による行政処分を受けているかどうかの履歴を証明してくれる書類です。

自動車安全運転センターが発行している公的な書類ですので信用力があり、ドライバーとして就職する際や個人タクシーの免許更新の際など、様々な手続きで使用されます。

どこで発行してもらえるのか

先述のとおり運転記録証明書を発行しているのは自動車安全運転センターなのですが、発行の手続き自体は免許センターで行うことになります。また、郵便局でも手続きが可能です。

運転記録証明書を発行するには

次に、具体的な手続きの流れを確認していきましょう。

郵便局で手続き

郵便局は全国どこの市町村にもあるため、少なからぬ人にとって免許センターより身近な存在と言えます。したがって、運転記録証明書の発行も郵便局で手続きを行いたいという人が多いでしょう。

重要なことは、郵便局で手続きができるというのは、郵便局に申込書があるという意味ではないということです。

運転記録証明書の発行申込書は郵便局では交付されていません。事前に最寄りの警察署や交番に赴き、そちらで申込書をもらう必要があります。

申込書の必要事項を書き込んだら、郵便局の窓口に行きましょう。通常払込で申し込むことで手続きが完了します。

免許センターで手続き

郵便局と違い、免許センターには申込書が置かれている場合もあります。ただし、必ずというわけではありません。

免許センターによっては申込書がないことも考えられるため、事前に電話などで確認しておくことをおすすめします。もしもなかった場合は、やはり警察署か交番で入手する必要があります。

運転記録証明書の発行にかかる費用と日数

申込書を提出してから実際に証明書が発行されるまでにはタイムラグがあります。申し込みにかかる費用とあわせて紹介させていただきます。

運転記録証明書の発行にかかる費用

郵便局で手続きする場合も免許センターで手続きを行う場合も、申し込みの手数料は一律630円で変わりません。また、申請する年数によって料金が変わることもありません。

運転記録証明書にかかる日数

郵便局で申請した場合、運転記録証明書の受け取り方法は郵送になります。申し込んでから10日ほどで自宅に届くでしょう。

免許センターで申請した場合は、郵送してもらうか直接受け取るかを選択することができます。

  • 郵送・・・3~7日
  • 直接の受け取り・・・当日~3日

で運転記録証明書を入手できます。

運転記録証明書に関するQ&A

申し込みにあたって気になるであろう事項をいくつか説明させていただきます。

手続きを人に頼んでもいい?

仕事が忙しいなどの理由で免許センターや郵便局に足を運ぶことが難しい方もいらっしゃるでしょう。そのような場合に気になるのは、本人でなくても申請ができるかどうかですよね。

結論から言えば、手続きを委任することは可能です。自動車安全運転センターのWebサイトに委任状の書式がありますので、ダウンロードして使用しましょう。

なお、代理人が申し込みを行う際は委任状のほか、本人の免許証番号や代理人の身分証明書が必要です。

1年、3年、5年、どれがいい?

先述のとおり、申請する年数によって手数料の額が変わることはありません

運転記録証明書が届くまでの日数も大きく変化するものではないので、せっかく申し込むのであれば5年を選択しておくのが最も無難でしょう。

手続きの際の持ち物は?

印鑑と手数料が必要です。また、郵便局で手続きをする場合は振込手数料が必要になることもありますので、お金は多めに準備しておくとよいでしょう。

まとめ

今回は運転記録証明書の入手方法や届くまでの日数、申し込みにかかる費用などについて紹介させていただきました。

運送業界で転職する際など、ドライバーとして働くのであれば運転記録証明書を求められるシチュエーションは意外とあるものです。

必要になったときに慌てずに済むよう、しっかりと手続きの流れを頭に入れておきましょう。

年収UPさせる!ドライバーのお仕事を無料検索(全国の求人情報)規則適応ver

【必見】年収をあげて、待遇のよい職場に転職したい!という方へ

  • 今より年収をUPさせたい…
  • 夜勤が辛くなってきた…
  • 手積み/手降ろしが辛い…

などを感じている方に、おすすめのサービス「プレックスジョブ」


「プレックスジョブ」は、大手企業から地元の優良企業まで、幅広い企業の求人を掲載中です!

  1. 簡単1分で正社員雇用の求人を検索できる
  2. 今より年収が高く、労働条件が良い会社が見つかる
  3. 会員登録したら、スカウトも受けられる

\新着求人も続々更新中!/

プレックスジョブで求人検索する >

企業からスカウトが受けられる
【会員登録】はこちら

新着記事

  • 資格を取得しても給与は上がらない?プレックスジョブのドライバー求人から徹底分析!

    こんにちは!プレックスジョブPR担当で...
  • 大型トラックのリミッターは解除できない?解除による罰則などについて解説!

    大型トラックは一定の速度以上は出せない...
  • ドラム缶の積み方と転がし方・ドラム缶を安全に扱うための注意点をまとめました

    ドラム缶を積む際には、縦積みと横に並べ...
  • 荷役作業・附帯業務の記録が義務化されました/乗務記録の作成方法をご紹介

    2019年6月より、荷役作業等の記録作...
  • 酒気帯び運転で免許取り消しはいつから運転できなるくなる?再取得の方法も紹介

    酒気帯び運転は大きな事故を誘発する可能...

人気記事

  • 10tトラックの積載量は?大型トラックとの違いや10tトラックの定義とは

    運送業界への転職を考えている方で、業界...
  • 労働基準法改正で運送会社はどう変わる? 働き方改革で運転手の残業時間は短くなるか

    ご存知の方も多いと思いますが2018年...
  • パッカー車(ゴミ収集車/塵芥車)には色んな種類がある!サイズや特徴も合わせて紹介!

    パッカー車は私達の出す一般廃棄物や、企...
  • トラック運転手の休憩時間に関する法律と罰則とは?一定以上の休憩の確保は法律で規定されています!

    トラック運転手と聞くと一日中走り回って...
  • 産廃業界で活躍するアームロール車とは?どんな車かを解説!

    アームロール車というのがどのような車な...
【ドライバー採用ご担当者様へ】ドライバー特化の人材紹介サービス「プレックスジョブ」
掲載のお問い合わせはこちら