ドラム缶運搬のコツを知りたい!ドラム缶の転がし方・傾け方を身に着けるにはどうすればよいか

ドラム缶は200kgの重さにもなることから運ぶのが難しいものでもあります。

基本的には斜めにして転がしていくという方法をとるのですが、失敗すると倒れて転がっていってしまうために慎重に行う必要があります。

そこでここではドラム缶の運搬の仕方を紹介していきたいと思います。

ドラム缶の重量

ドラム缶

ドラム缶の中には潤滑油や食品用油、薬品類、ガソリンなどの揮発性の高いものなどさまざまなものが入れられています。

とにかく危険物が多く、こぼしたり缶を破損させたりすると大問題になります。缶自体の重さが20kgほどで、中身を含むと200kgほどになることもあります。

そのため運び方を間違えると蓋が開いてしまったり、缶が破損して中身が出てしまうことがあります。

ドラム缶を運搬するコツ

ドラム缶を斜めにする

ドラム缶を移動させるときにはまず上部分の手前と端をしっかりとつかんで片足をドラム缶の下部分に当てます。

そして足を支点にしてテコの原理でドラム缶を引き寄せます。このとき傾きが足りないと斜めになりませんし、勢いがつきすぎるとドラム缶が倒れてしまいます。

一度倒れてしまうとドラム缶は起こすのが大変ですので力加減に注意しましょう。

腰で支える

斜めになったドラム缶は腰骨で支えるようにして体全体で倒れないようにします。ドラム缶の角度によってバランスがとれる位置が変わってきますので角度を調節しましょう。

このとき体全体で支えるようにすることがポイントです。手だけで支えようとすると倒れてしまうことがあります。

中身が入っているときは200kgにもなりますので手だけでは支えることはできませんし、無理に手で支えようとすると挟んだりして危険です。

斜めの状態のまま転がす

そして傾いたドラム缶は斜めのまま接地している縁に沿って転がしていきます。急ぎ過ぎないことと角度がポイントとなります。

ちょうどよい角度になると片手でも転がしていくことが可能です。ただし無理だと思ったときはとりあえず元のように一度立てましょう。勢いがつきすぎると危険です。

ドラム缶を安全に運搬するために

ドラム缶用台車

複数のドラム缶を一度に運ぶことができるカゴとハンドルがついた台車です。押して運搬することができるようになっており、手軽にドラム缶を運搬することができるようになっています。

ドラム缶用円形台車

こちらはドラム缶用の円形の台車です。簡単に運ぶことができるようにはなっているのですがハンドルはついていません。

ドラム缶リフター

こちらはドラム缶を吊り上げて運搬するものです。重さがあるドラム缶を吊り上げて運ぶ際にはバランスが重視されるため、操作も難しくなっています。

ドラムクリッパー

こちらはフォークリフトでドラム缶を運ぶための専用のアタッチメントです。フォークリフトのツメに付けることでドラム缶の縁をつかむことができるようになっています。

ドラム缶の中身が空でも入っていても使える便利さがあるのですがフォークリフトの運転ができるということと、どんなフォークリフトでも使えるわけではないという条件があります。

ドラム缶運搬のコツを身に着けるには

空のドラム缶で練習する

ドラム缶の運搬のコツを身に着けるには何よりも練習が一番です。いきなり中身がフルに入ったもので行うと危険なのでまずは空のもので練習をするのが良いでしょう。

ドラム缶は空でも20kgほどの重さがあるのでまずはここで慣れていき、重いものに変更していきましょう。

先輩にコツをきいてみる

先輩や上司がいる場合はポイントを聞いてみるのも良い方法です。わかりやすいポイントを教えてくれることもあるでしょう。

また、先輩がドラム缶を運搬しているのを「見る」というのも重要です。どうやってスムーズに転がしているのかを見て、技術を盗んでいきましょう。

体で覚える

転がし方にコツはあるものの実際に転がす人の腕力や体型、転がすドラム缶の形状や重さなどによってまったく同じというわけにはいきません。

最終的には自分でやってみて自分に合う転がし方をマスターしていくのが正解となります。体が転がし方を覚えてくれば簡単に転がせるようになっていくでしょう。

無理せず道具を使うことも大事

何も道具がない場合は仕方ないかもしれませんが、ドラム缶を運搬することができる道具があるのであればできるだけ使うのが良いでしょう。

ただし道具を使えば絶対に安全で楽というわけではありません。正しく道具を使わないと逆に危険な場合もあります。使い方を間違えないように正しく使っていきましょう。

まとめ

ドラム缶は大きさもありますし、中身が入っていればとにかく重いということもあって簡単に運ぶということはできません。

しかし正しく運べばある程度安全に運ぶことができます。正しい運び方を知って、練習することでドラム缶の安全迅速に運搬できるようになるでしょう。

年収UPさせる!ドライバーのお仕事を無料検索(全国の求人情報)規則適応ver

【必見】年収をあげて、待遇のよい職場に転職したい!という方へ

  • 今より年収をUPさせたい…
  • 夜勤が辛くなってきた…
  • 手積み/手降ろしが辛い…

などを感じている方に、おすすめのサービス「プレックスジョブ」


「プレックスジョブ」は、大手企業から地元の優良企業まで、幅広い企業の求人を掲載中です!

  1. 簡単1分で正社員雇用の求人を検索できる
  2. 今より年収が高く、労働条件が良い会社が見つかる
  3. 会員登録したら、スカウトも受けられる

\新着求人も続々更新中!/

プレックスジョブで求人検索する >

企業からスカウトが受けられる
【会員登録】はこちら

新着記事

  • 資格を取得しても給与は上がらない?プレックスジョブのドライバー求人から徹底分析!

    こんにちは!プレックスジョブPR担当で...
  • 大型トラックのリミッターは解除できない?解除による罰則などについて解説!

    大型トラックは一定の速度以上は出せない...
  • ドラム缶の積み方と転がし方・ドラム缶を安全に扱うための注意点をまとめました

    ドラム缶を積む際には、縦積みと横に並べ...
  • 荷役作業・附帯業務の記録が義務化されました/乗務記録の作成方法をご紹介

    2019年6月より、荷役作業等の記録作...
  • 酒気帯び運転で免許取り消しはいつから運転できなるくなる?再取得の方法も紹介

    酒気帯び運転は大きな事故を誘発する可能...

人気記事

  • 牽引免許取得はコツをつかめば難しくない!牽引車の運転について解説!

    牽引免許の取得は難しいというイメージが...
  • 段ボールの積み方で何が変わる?荷物に合った積み方の重要性について

    段ボール箱は荷物の輸送をするのに最も多...
  • ダンプカーで必要な免許/資格はコレ!取得の条件や費用、期間はどのくらい?

    ダンプ運転手になろうとしている人にとっ...
  • トレーラーのバックの仕方は難しい?上達にはコツが必要なトレーラーのバック!

    けん引免許を取得しようと教習所に通って...
  • 軽トラック荷台寸法/サイズはすべて同じ?気になるサイズをメーカー別で紹介!

    日本の軽トラックは日本だけではなく世界...
【ドライバー採用ご担当者様へ】ドライバー特化の人材紹介サービス「プレックスジョブ」
掲載のお問い合わせはこちら