軽トラック荷台寸法/サイズはすべて同じ?気になるサイズをメーカー別で紹介!
日本の軽トラックは日本だけではなく世界でも人気が高いです。幅広い用途に使われているだけあってどれを購入するか決めるのが大変です。
購入を決めるポイントの一つでもある荷台のサイズは特に重要です。
今回は軽トラックの荷台のサイズについてをわかりやすく解説いたします。
運べるものが多い軽トラック
軽トラックは「軽トラ」という名称で親しまれています。小さいながらもパワーがあるので農家や市街地の路地などでも活躍しています。
その理由としては非常に小回りが良く機動力が抜群だからというのは紛れもない事実でしょう。
農業だけではありません。実は細い路地など大きな車が入れない場所でも入れるため、建設会社や工務店などでも軽トラを有効に活用しています。
また、軽トラの箱の部分を改造してケータリングを行っている会社などもありますよね。
こうした理由で軽トラは人気が高く、根が下がらないため中古市場でも安くは手に入らないのでしょう。
ただできるだけ用途に合った広さの軽トラを探す必要があるので、各社の軽トラックの荷台の広さを比較する必要があるのです。
軽トラック人気ランキングトップ3
ここでは軽トラックの中でも特に人気の高い車種(メーカー)の中からトップ3をご紹介いたします。
1位 ダイハツ ハイゼットトラック
軽トラックに限らず軽自動車を販売しているメーカーの中でもダイハツは特に人気が高いメーカーです。
- 全長・・・3395mm
- 全幅・・・1475mm
- 全高・・・1780~1885mm
- 最小回転半径・・・3.6m
となっています。実はダイハツのハイゼット トラックは7年連続で売上首位を誇っている軽トラックです。
解放感があるフロントガラスは雨の日などの視界があまり良くない時にも見やすいのと、豊富なカラーバリエーションが特徴です。
新車でも68.0~135.5万円、中古だと46~87.8万円と手に入れやすい価格となっています。
2位 スズキ キャリイ
軽ナンバーワンと言えばスズキです。しかしながら軽トラックは残念ながら売上2位をキープしています。
- 全長・・・3395mm
- 全幅・・・1475mm
- 全高・・・1765mm
- 最小回転半径・・・3.6m
とダイハツの軽トラックと変わりません。特徴としては広々とした車内空間です。
軽トラックの運転席は普通車に比べると狭くて隣の人との距離が近かったりしますが、スズキのキャリイはゆったりと座れる特徴があります。また、用途に合わせた装備が充実しているのでおすすめです。
スズキのキャリイの新車価格は72.2~121万、中古相場だと42.4~118万円と中古でも価格が高いのが特徴かもしれません。
3位 ホンダ アクティトラック
ホンダは日本を代表する自動車メーカーです。これまでにも数多くの人気車種を販売していますが、アクティも多くの片がお使いになっている車種です。
- 全長・・・3395mm
- 全幅・・・1474mm
- 最小回転半径・・・3.6m
とこちらもそれほど大きさには違いがありません。ホンダのキャリイは空荷の状態でも操作性が高く、スリップしにくいという特徴があります。
乗り心地が良いという事は長時間の作業をするのにも適していますし、休憩の時に活用しても良いかもしれませんね。
また、アクティトラックはとてもスポーティーなので、若い方にも人気が高い軽トラックなのです。新車価格は82~120.9万円、中古車相場は41.7~84.5万と中古だとお買い求めやすい価格です。
軽トラックの一般的な荷台サイズについて
ここで気になるのが軽トラックの荷台のサイズってみんな同じじゃないか?という点です。確かに軽トラックの荷台は同じサイズのように感じます。
実際に軽トラック人気ランキング上位の軽トラックの荷台のサイズに差はありません。実は軽トラックの荷台サイズはどんな荷台を乗せるかによっても変わってくるのです。
ただ一つ言えることはタイヤの上がフラットになっているかなっていないかで使える広さは変わってきますので、多少荷台が高くても全体的にフラットな荷台を選ぶと良いでしょう。
人気軽トラックの荷台サイズを紹介!
ここでは人気の軽トラックの気になる荷台のサイズとどのくらいの差があるのかについてを簡単に説明いたします。
ダイハツ ハイゼットトラック
ダイハツ ハイゼットトラックの荷台のサイズは、
- 荷台フロア長・・・2020mm
- 荷室長・・・1940mm
- 荷室幅・・・1410mm
となっています。特徴としては荷台だけの修理をしたり交換したりする事ができるようになっています。それだけ軽トラックはハードに使われる車種なのですね。
分離できるようになっているのでハードに使う業種の方に人気です。ちなみに荷台を用途に応じて変更する事ができますが、
その場合には荷台のサイズも多少変わってくるので、荷台サイズの事も考慮して荷台の交換を検討しても良いですね。
スズキ キャリイ
スズキ キャリイの荷台のサイズは、
- 荷台フロア長・・・2030mm
- 荷室幅・・・1405~1410mm
となっています。ダイハツ ハイゼットトラックとほとんど荷台のサイズは変わりません。ただし荷台フロア長はキャビン下部分を使って乗せる事もできます。
特に人気のスーパーキャリイはキャビン下をを使わなければ1940mmですが、キャビン下の収納を使えば最長で1975mmを確保でき、長尺のものを乗せる機会がある業種の方に人気があります。
このようにメーカーによって特徴的な荷台のサイズがあるものなのです。またスズキ キャリイもダイハツと同様に消耗が激しい荷台部分は分離する事ができるので、修理や交換も楽々です。
ホンダ アクティトラック
ホンダ アクティトラックの荷台のサイズは、
- 荷台フロア長・・・2030mm
- 荷台長・・・1940mm
- 荷室幅・・・1410mm
となっています。ほぼサイズに大きな違いはありませんが、豊富な荷台の種類があるのがアクティの特徴かもしれません。
例えば農作業などをする時に非常に便利なのがパワーゲートです。荷物を下に積んでパワーゲートを使って荷物を荷台に乗せる事ができます。
重い荷物を手で上げなくてもいいので農家や工務店などで使うのに適しているでしょう。
さらに箱を乗せる事によって保冷車として使う事もできます。またダンプのように使う事ができるタイプもあるので、狭い工事現場などで作業をするのに適しています。
サイズ選びは慎重に!
ご紹介したように軽トラックと一言で言ってもメーカーによっても違いますし、上に載せる荷台の種類によっても有効に使える広さは変わってくるものです。
一概にこのメーカーのこれが良いというわけではなく、どんな用途で使うかによってメーカーや車種を決めると良いでしょう。
というのも微妙なサイズの違いや有効に使える広さの違いによって、載せられるものと載せられないものがハッキリと分かれてしまうものなのです。
だからこそ細かくサイズをチェックして最適なものを選ばなくてはならないのです。
この事から軽トラックを選ぶ時には、荷台のサイズだけではなく荷台の形のちょっとした違いを比べて、最適なサイズの軽トラックを選択しましょう。また、農家の場合は体力的に楽になるものを考慮しても良いかもしれませんね。
まとめ
今回は軽トラックの荷台のサイズはメーカーによって違うものであるという点や、荷台の形状そして新車価格と中古価格の差などについてをご紹介いたしました。
この記事が軽トラックの購入を検討されている方にお役に立てれば幸いです。