ゴミ収集車の給料/平均年収はいくらが相場?手取り・月収についてもデータから解説!
街中を走っているゴミ収集車の仕事は、私たちの生活に欠かすことができない職業でもあります。パッカー車とも呼ばれているゴミ収集車の仕事は一体どのような仕事内容なのかご存知の方は少ないでしょう。
そこで、ゴミ収集車の仕事内容から平均給料や年収、さらにゴミ収集車の仕事に就くにはどうすればいいのかといったことまで詳しくご紹介します。
ゴミ収集車の平均給料は?
ゴミ収集車の平均給料については、平均で月24万円ほどとなっています。さらにゴミ収集車の平均給料を年齢別に分けてみると月収は以下の通りとなり、勤続年数や評価次第で給料が上がっていく傾向があります。
- 20代・・・18~21万円
- 30代・・・20~30万円
- 40代・・・30~45万円
ゴミ収集車の平均年収は?
ゴミ収集車の平均年収はだいたい300~500万円とも言われています。ただし年収については働く場所や勤続年数によって左右されるため、中には1000万円程度の年収で働いている人もいます。
そのため、ゴミ収集車の仕事であるからといって年収が低いということではないと考えられるため、年収はあくまで参考程度と考えるようにしましょう。
ゴミ収集車の仕事内容をご紹介
ゴミ収集車と聞くと、街中を走っている家庭ゴミ収集車をイメージすると思いますが、実はゴミ収集車の仕事は
- 「一般廃棄物運搬業」
- 「産業廃棄物運搬業」
に分けられます。
一般廃棄物運送業の場合
一般産業廃棄物運送業の場合は、主に家庭ごみの収集が主な仕事内容となります。午前中に決められたルートを回って収集した後に、中間処理業車や最終処分業者へ運搬することになります。
産業廃棄物運搬業の場合
産業廃棄物運搬業の場合、主に工場現場などから出た産業廃棄物の収集がメインとなります。こちらも各ルートを回り、最終的に中間管理業者や最終処分業者へ運搬することになります。
ゴミ収集車の求人紹介
ゴミ収集車の求人でも勤務時間や仕事内容などはさまざまです。そこで実際の3種類の求人をご紹介します。
求人1
- 勤務地:京都市
- 仕事内容:産業廃棄物の回収
- 雇用形態:正社員
- 勤務時間:午前7時~午後5時
- 休日:シフト制(月8日)
- 給与:24.8万円
求人2
- 勤務地:広島県
- 仕事内容:一般産業廃棄物の回収
- 雇用形態:正社員
- 勤務時間:午前8時~午後5時
- 休日:シフト制(年間105日)
- 給与:22万円~35万円
求人3
- 勤務地:大阪府
- 仕事内容:一般廃棄物の収集運搬(オフィスや家庭の廃棄物収集)
- 雇用形態:正社員
- 勤務時間:午前0時~午前9時(ルートによって異なる)
- 休日:週休1日制
- 給与:月給27万円
ゴミ収集車の給料は業者によって変わる
上記の求人のようにごみ収集車の仕事の給料はケースによって違いがあります。基本的には地方よりも都市圏の方が給与が高い傾向となっています。
また、民間同士でも待遇が違うのはもちろん、民間か公務員かの違いや公務員同士でも差があります。さらに公務員の場合は、その自治体によって給料が決められているため、働く前に給与体系を確認しておく必要があります。
ごみ収集車の仕事に就くためにはどうするの?
ゴミ収集車の仕事はドライバー兼務であるのなら運転免許が必要ではあるものの、それ以外に特別な資格が必要であるわけではありません。ただ、正社員を希望するのならある程度のハードルをクリアしなければならないでしょう。
また、公務員として採用されるためには、その自治体で試験を受けて合格しなければならないため、入念な対策が必要となります。
まとめ
ごみ回収の仕事であるため、給料=低いというイメージを持っている人も多いと思いますが、実際はある程度ハードな仕事であるために、高い給与を期待することもできます。
さらに日常生活や工場の生産活動がある限り、ゴミ回収の仕事がなくなるということはありません。
また、ゴミ収集車は特別な資格が必要ないため、転職の際のハードルは比較的低いとも言えるため、転職先として十分に考えられるのではないでしょうか?