ダンプ運転手の仕事が楽という噂を検証!ダンプ運転手の仕事内容やメリット/デメリットを解説します!

ダンプ運転手の仕事は楽に見えるかもしれませんが本当にそうでしょうか?

今回はダンプ運転手の仕事の内容やメリット・デメリット、給与や福利厚生そして向いている人についてをわかりやすくご説明いたします。

これからダンプ運転手を検討している方が就職活動において、会社選びの参考にしていただければ幸いです。

ダンプカーってどんな車?

ダンプカーとは土砂や石などを荷台に乗せて目的地へ運び、目的地に到着したら荷台そのものをダンプアップして、その傾斜を利用して積荷をおろす事ができるトラックの事を言います。

運搬できるものは砂利や石以外にもあります。汚泥などの水分を多く含むものやプラスチックや発泡スチロールのような軽いもの、飼料や糞尿など牧場で活用されたり農家や農場では肥料や収穫した作物などを運搬するために活用する事もあり、多様なニーズに応える事ができるトラックです。

ダンプ運転手は楽なのか

一般的にみるとダンプ運転手の仕事は楽そうに感じます。その理由は重い荷物の積み込みはショベルカーなどで行い、積み下ろしを運転席の操作でできるから基本は運転だけをすれば良いと考える方が多いからかもしれません。

ですが感じ方は人それぞれで、実際には汚泥の場合はダンプアップだけではキレイに落ちないので、スコップを使って手作業をする事もありますし、運転にも細心の注意を払わないとならないので決して楽な仕事ではないと感じる事もあるからです。

ダンプ運転手の仕事内容は

ここではダンプ運転手の仕事内容についてをわかりやすくご説明いたします。

トラックの大きさ

ダンプカーは10tクラスのものをよく見かけるので、大きなサイズしかないのでは?と思われるかもしれませんが、実際には大きさは数種類あります。

最も小さい大きさは2tクラスでしょう。狭い現場で土砂を運び出さなくてはならない時などに使います。

他にも4tのダンプカーもありますし、8tのサイズも多くはありませんがあります。ですがやはり一番よく利用されているのは10tクラスでしょう。

それ以上に大きなサイズもありますが、こうした巨大なダンプカーは特殊車両なので一般道は走りません。

荷役作業

ダンプカーの荷役作業はほとんどの場合手作業では行いません。運ぶものが土砂や砂利に泥などが多いため、ショベルカーなどの重機を使って積み込みを行います。

小さな現場では作業員の手で積み込みを行うケースもあります。積荷をおろす時はダンプアップして流しておとしますが、汚泥などの水分を多く含む場合はスコップなどを使っておろす事もあります。

移動距離

荷物の積み込み場所の多くは建設現場や土木作業現場なので、その場所からおろす現場までの距離はまちまちです。仕事によっては砂利や小石の販売をしている企業の運搬を請け負う事があります。

この場合はそこから発注先まで運搬しなくてはならないため、お届け先までの移動距離が長距離になる事もあります。

勤務時間

一般的な企業とは違ってダンプ運転手の勤務時間は長いと言われています。これには理由があり、積み込みを行う現場までの移動にかかる時間プラス、積み込みを待つ順番を守らなければならないためです。

小さな現場であれば運搬を請け負う企業も少ないので、積み込みまでの時間も短く勤務時間全体が短くなりますが、大きな現場だと複数の企業がかかわるので、どうしても待つ時間が長くなり結果的に勤務時間が長くなる事はあるでしょう。

ダンプ運転手になるメリット

ダンプ運転手になるメリットと言えば、基本は自分ひとりで行動するので人間関係のストレスを感じる事が少ないでしょう。

また運転している時間が長いので作業は積み込みと積み下ろしのみなので、気分的に楽だと感じる点です。お給料も同年代の方と比べてみても比較的多く、満足できる金額である点がメリットです。

人と接する事が苦手だけど満足できる給料が欲しいと考えている方、運転が好きという方にとっても長距離運転ができるメリットがあります。

ダンプ運転手になるデメリット

運搬する荷物によっては手作業でおろさなくてはならず、その場合は肉体労働になるので非常に疲れてしまう点が一つです。また、現場が遠いと長距離運転になるので辛いと感じる事もデメリットだと言えそうです。

走れば走るほど収入は上がるかもしれませんが、そのためには長時間労働になりやすい環境なのもデメリットだと言えるでしょう。

長時間運転するので腰痛や胃下垂などで悩む方がいるというのもデメリットだと言えるでしょう。

ダンプ運転手の給与や福利厚生は?

ダンプ運転手の給与については運ぶ荷物の種類によっても違いますし、運転するダンプカーの種類にもよります。

さらに所属している企業によっても変わってくるでしょう。平均的な時給相場については1000円~1350円程度です。

月給の平均は30万円程度で、そこに残業手当などが付くので35万円~40万円程度でしょう。福利厚生についても企業、雇用形態によって違ってきます。

正社員の場合は通勤手当や各種保険への加入などがしっかりした企業を選びましょう。例えば給与の場合だと時給制の企業もあれば日給月給の企業もあります。

月給制の場合だとどんなに働いてもお給料は変わりませんが、ダンプ運転手が弱い雨の日が続いても給与は補償されるというメリットがあります。

各種保険の加入があれば万が一ケガをして仕事ができない時の補償もありますし、退職した時の失業保険なども利用できるでしょう。

大きな企業に勤めるほど福利厚生面が充実している可能性が高いですが、意外にも社長の人柄によっても条件が変わる事もあります。

一般的なダンプ運転手への待遇は『車やバイクでの通勤』『交通費の支給』『社会保険』『昇給』『賞与』『有給休暇』『資格・免許取得支援』などがあり、企業によって差が出る事がありますので、就職する時によく考慮して選びましょう。できれば長く勤めたいからこそ福利厚生面や給与についての条件を確認し、もっとも条件の良い企業へ就職できるよう努めましょう。

ダンプ運転手はどんな人に向いているの?

どんな人がダンプ運転手に向いているのかというと、やはりトラックの運転が好きな方に向いています。あまり人付き合いをしたくないという方にも向いていますが、100%人と関わらない仕事はありません。

待ち時間の過ごし方を心得ている方にもおすすめです。運転の仕事をして貯金がしたいという方にもおすすめです。

他にも責任感が強い方にも向いています。なぜならばダンプカーを運転する時には事故や違反はご法度だからです。

丁寧な運転を心掛けられる方には向いている職業です。また、ダンプカーの細かな変化などにも気付ける人が向いています。

毎日大量の荷物の運搬をする仕事なので車両に故障が出ては困ります。微妙な変化を察知できると良いですね。オイル交換などを自分でできたり車の整備が得意という方にも向いている職業です。

最後に運転を行う仕事なので自分の健康管理ができる人が向いている職業です。腰痛などドライバー特有の疾病の予防ができる人が向いているでしょう。

まとめ

この記事では、ダンプ運転手の仕事は本当に楽なのか?ダンプ運転手の仕事内容、ダンプ運転手になるメリットとデメリット、ダンプ運転手の給与や福利厚生、そしてどんな人がダンプ運転手に向いているのかについてをそれぞれ説明いたしました。どんな仕事にも良い点もあれば悪い点もあります。自分に向いていると感じたらドライバーとして活躍してみましょう。

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