フォークリフトの寸法/サイズを種類別で紹介!フォークリフトにも色々ある!

倉庫内などの狭い場所での作業もあるフォークリフトはそのサイズ、寸法も重要になります。そこで今回は、メーカー別のフォークリフトの寸法や、その選び方などを分かりやすく紹介していきたいと思います。

各メーカーで微妙に違うフォークリフトの寸法

フォークリフトを出しているメーカーは数種類あり、それぞれで少しずつ寸法が違います。それほど大きな違いではないようですが、狭い場所での操作の際にはそれが重要になることもあります。

その場所に適したメーカーのものを選ぶことも効率よく仕事をするには重要だと言えるでしょう。

フォークリフトは何で選ぶ?

用途で選ぶ

フォークリフトには

  • 「カウンターバランスフォークリフト」
  • 「サイドフォークリフト」
  • 「リーチフォークリフト」

などいくつか種類があります。それぞれに長所と短所があり、どういったことに使うのかによって適しているものが違っているのです。そのため用途に合わせて選ぶということが重要です。

荷役重量で選ぶ

どれだけの重さのものを運ぶことが多いのかによっても選び方は変わってきます。とにかく重量が多いものばかりを運ぶのであれば、それに見合ったパワーのものを選ぶ必要があります。

寸法やサイズで選ぶ

これは主に「使う場所」で選ぶというものです。狭い倉庫内ではちょっとしたサイズの違いでも大きな意味を持ちます。使用する場所に合っているサイズのものを選ぶということが重要なのです。

フォークリフトメーカー別寸法を紹介!

コマツフォークリフト

建設機械を多く作っている「コマツ」はフォークリフトのシェアも国内トップ3に入る会社です。

コマツの1.5tバッテリー車を見ていくと、

  • 全長     :2,980mm
  • 全幅     :1,110mm
  • ヘッドガード高:2,070mm
  • マスト高   :1,995mm
  • 最大揚高   :3,000mm

となっています。2.5tのタイプは幅が少し大きくなっているほかはそれほど変わりません。

トヨタフォークリフト

トヨタは世界に誇る自動車メーカーですが、フォークリフトなどの建設機械も製造しています。

その強みは規模の大きさからなるバリエーションの広さ、また日本各地に拠点を持っていることからのフォローサービスの豊かさというものがあります。

安全機能にもこだわっているのがトヨタのフォークリフトです。トヨタオリジナルのシステムによる「横転防止機能」が装備されており、過積載などによる転倒を防ぐことができるのは大きなメリットです。

ここではトヨタのフォークリフトの代表機種である「Ecore(エコア)」のサイズを見ていきます。

  • 全長     :2,795mm
  • 全幅     :1,075mm
  • ヘッドガード高:1,970mm
  • マスト高   :1,970mm
  • 最大揚高   :3,000mm

となっており、コマツのものより少しずつ小さくなっているのがわかります。

ニチユ三菱フォークリフト

  • 「ニチユ」
  • 「三菱」
  • 「TCM」
  • 「ユニキャリア」

という4つの会社が合併してできたのが「ニチユ三菱」です。国内2位のシェアを誇っており、トップメーカーであるのは間違いありません。

また、バッテリーで動くフォークリフトを日本で初めて販売したのがニチユであり、三菱はディーゼルエンジンに強く、ユニキャリアはガソリンエンジンに強くTCMは中型~大型フォークリフトのノウハウに強いメーカーでした。

これらの良いところが出ているのがニチユ三菱のフォークリフトなのです。

代表車「トランサー」のサイズは、

  • 全長     :2,940mm
  • 全幅     :1,105mm
  • ヘッドガード高:2,110mm
  • マスト高   :1,975mm
  • 最大揚高   :3,000mm

となっています。これらのサイズはあくまでその車種のものです。同じメーカーでも車種が違えばサイズが変わってきますので、購入する前には必ずサイズを確かめることが重要です。

大手メーカーを選ぶメリット

安全性が高い

国内シェアが高い大手のメーカーのフォークリフトはそれだけ安全機能が充実しているものが多くなっている現状があります。特に操作性や耐久性、使用寿命や安全機能には大きな差があります。

フォークリフトのように横転しやすい構造のものの場合、そういった差が明確に出てくるのです。

トヨタのフォークリフトについている横転防止機能などはその典型とも言えます。長く使うということを考えると安全性が高いということは事故を未然に防ぎ、人や荷物を守るためには絶対に必要な条件なのです。

車両の選択肢が多い

フォークリフトにも色々な種類があります。大手のメーカーは製造している種類も多く、サイズも豊富です。自分の会社で使用したい条件に合うものを選ぶことができるというのもメリットになります。

また、フォークリフトのような重量機は購入してからも定期点検や修理などのアフターフォローが必ず必要になります。こういった場合有名メーカーであれば店舗拠点数も多く、アフターサービスが厚いということがあります。

また、有名メーカーの部品であれば入手しやすく修理が早く、安く終わるということもありますが、無名メーカーのものは部品が手に入らないために修理に時間がかかったり結局高くついてしまうということもあります。

まとめ

フォークリフトといっても色々なメーカー、種類、サイズがあるために必要としているものを適切に選ぶ必要があります。しっかりと調べた上で選ぶようにしましょう。

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